久しぶりの投稿となります。
ずぼらで三日坊主の院長です。
本日は町田市と町田市歯科医師会で運営しております
障がい者歯科診療所で協力医として診療してまいりました。
この診療所は
町田市歯科医師会の会員と大学病院の専門医・指導医により
毎週 水曜と木曜日に診療を行っております。
この施設に来院される患者様は
赤ちゃんからお年寄りまで
先天的な障がいの方も中途の障がいの方も
身体的な障がいの方も精神的な障がいの方も
程度もそれぞれ、様々です。
自分で磨ける方、家族の方が一生懸命磨いている方、
施設の方が大変協力的で見違えるように良くなった方も大勢います。
今日の患者様は毎日30分間、黙々とひたすらフロスをしている20歳の方。
以前はむし歯だらけでしたが、びっくりするほどピカピカのお口の中になりました。
そのことをお母様に報告すると、涙を流して喜んでいらっしゃいました。
脳梗塞で利き腕が麻痺した70代の男性の患者様。
慣れない左手で一生懸命練習されて
1人で歯ブラシができるようになりました。
健常の70代の方でも難しい歯ブラシテクニックを身につけて
片手だけで器用に磨いていらっしゃいます。
それを傍らで見ている奥様がなんとも嬉しそうな顔が印象的でした。
日常の診療では忘れがちな感覚をここでは取り戻せる気がいたします。