院長の濱谷です。
子どもたちにとっては短い夏休みでしたが、楽しめたでしょうか?
コロナ騒動に加えて昔の梅雨とはかけ離れた豪雨、さらに梅雨明け後は一転して連日
35℃を超える猛暑です。これではお年寄りでなくても身体が参ってしまいますよね。
猛暑は 9 月もしばらく続くと思います。水分補給、クーラーを使うこと、炎天下では
あまり出かけないことは重要です。一方で暑さ対策をして適度な運動することも
「フレイル予防」には大切ですね。
この夏、物議を醸した吉村大阪府知事のうがい薬「イソジン」の話題についてですが、
「イソジンがウイルスを弱毒化させる」のではなく「口腔内の細菌量を増やさない」
ことが重症化予防になるのです。うがいの前には「歯磨き」と「舌みがき」をしましょう。
ウイルスは口腔内細菌を利用して増殖し、体内に入ります。5 月号の「はのしんぶん」
も合わせて読んでみてください。
さらにもう 1 つ大事なことは「鼻で呼吸すること」。特にクーラーをつけて寝ているとき
口を開けていると口の中は乾燥します。唾液がなくなると口の粘膜は無防備になります。
従来の研究では「口を開けて寝るとインフルエンザ感染リスクが 4 倍上がる」と言われ
ています。睡眠中、口が開いてしまう人は「唇に縦にテープを張って寝る」ようにしましょう。
詳しくは当院のスタッフにお気軽に聞いてみてくださいね。
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