スタッフブログ

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技工士の高橋です。
前回に引き続き京都のお話です。

 

今回は北洛にある大徳寺を紹介します。 大徳寺は一休さんにより再興、敷地内に22の塔頭寺院があります。

この中で通年公開されているのは4塔頭(高桐院、瑞峰院、大仙院、龍源院)。高桐院は「そうだ、京都行こう。」のCMで有名になりました。春や秋に特別拝観できる塔頭もあります。

大徳寺に塔頭を建てるのが、当時の武将たちのステータスだったそうです。

こちらは、千利休自刃の原因になったという山門

 

今回、大徳寺に行った目的

 

それは、「狩野永徳筆 国宝障壁画 大徳寺聚光院 創建450年記念特別公開」です。

ちなみに聚光院は千利休の菩提寺です。

こちらは「そうだ、京都は今だ。」のCMをやっていましたので、ご存知の方も多いでしょう。

先週の土曜日には、某美術番組で千利休と狩野永徳の話と絡ませ特集もされていました。
この46面の障壁画は、京都の博物館より修復して9年ぶりの里帰り

本来あるべき姿での公開です。

他にも千利休の茶室、千住博画伯による『滝』も拝観できます。

今年の3月から来年の3月26日までの1年間だけ公開、計画的に回りたい方は予約をお薦め致します。

 

次に向かったのは龍源院

こちらには家康と秀吉が使ったという将棋盤が展示されています。

枯山水や苔の庭があり

大きくはないですが、人が少なくゆっくりと過ごせます。大徳寺の中でも特に静かな場所だと思います。

 

そして、特別拝観の黄梅院(龍源院のお隣にあります。)

ここは、私のお薦めです。

中の撮影は禁止されているので、入口のみ

入ってすぐのところに小早川隆景の墓があります。

この写真ではわからないのですが、下には苔が上にはモミジが植わっているので  紅葉が始まると、とてもキレイなんです。

ここは、毛利家の菩提寺になります。

中には千利休作と言われる枯山水の直中庭に、伏見城の茶室が移築されています。 この枯山水が素敵で、どの角度からでも楽しめました。

黄梅院は屋根の修復中、当時の瓦を間近に観れるようになっています。

秋の特別拝観は12月4日まで、紅葉時には青と赤のコントラストがキレイな黄梅院  入口だけでも観る価値ありです。


趣味でご朱印集めをしている私

この京都旅行でも、寺用、神社用とご朱印2冊持参していました。

本坊の特別拝観の時に、ご住職にご朱印を書いていただけるのは知っていたのですが

黄梅院でもご住職に会えるなんて…

書いて頂きましたご朱印!それがコレです!!↓

個人個人違うお言葉をいただけるのです!!

書いていただいた後には、このお言葉のお話まで

ありがたく頂戴いたしました。

どんなお言葉をいただけるのか、来年もまた行きたくなりますね。

 

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